堤防の際(キワ)や、海底の岩場。そこにへばりついているタコ。
彼らはエサを探しているのと同時に、常にイライラしています。
タコ釣りにおいて「カラー」は重要か?
答えはYES。ただし、イカとは全く違うベクトルで重要です。
タコに必要なのは「リアルさ」ではありません。
海底の闇の中で、異物として際立つ「白(膨張色)」の暴力です。
今回は、海底の賢者であるタコを、脳科学と光学の観点から引きずり出すための記事です。
タコが見ている「海底のコントラスト」
タコもイカ同様、色彩感覚は乏しいとされています。
しかし、彼らの生息域を考えてください。
- イカの戦場:中層(青や緑の背景)
- タコの戦場:海底(岩や海藻などの、黒っぽい茶色の背景)
黒っぽい背景の中で、最も目立つ色は何か?
「赤」ではありません。赤は暗闇では黒と同化してしまいます。
正解は「白(White)」と「発光(Glow)」です。
暗い海底において、白という色は光を拡散し、実際のサイズよりも大きく見える「膨張色」として機能します。
タコにとって、自分のナワバリである暗い岩場に、いきなり真っ白な異物が侵入してくる。
これはエサというよりも、排除すべき「敵」として認識され、強烈な攻撃本能(スイッチ)が入るのです。
【結論】迷ったらこれを買え。「YO-ZURI タコやん(パールホワイト)」
タコルアーは百花繚乱ですが、RIVOSEAが物理的・実績的に推すのはこれです。
なぜ「タコやん」なのか?
タコ釣り最大の敵は「根掛かり」です。根掛かりすれば、理論もクソもありません。
「タコやん」はボディ自体が浮力を持っており、着底しても尻尾が浮きます。
「針が底に着かない」という物理的特性により、根掛かりを回避しながら、ゆらゆらと白いボディを見せつけられるのです。
なぜ「パールホワイト」なのか?
先述の通り、海底の岩(ダークカラー)に対する最強のコントラストだからです。
リアルなカニの色(茶色や赤)は、岩場では保護色になってしまいます。「隠してどうする?」という話です。
タコ釣りは、隠す釣りではありません。
「俺はここだ!」と叫びながら、タコの寝床を荒らす釣りです。
だからこそ、自然界で最も目立つ「白」が最強なのです。
まとめ:デカく見せて、ナワバリを荒らせ
タコは非常に知能が高い生き物ですが、同時にナワバリ意識も強い。
ちまちましたリアルな色で誘うのは、彼らにとって「気づかない小石」と同じです。
- 暗い海底には「白(膨張色)」。
- 根掛かりしない「浮力」。
この2つの物理条件を満たしたルアーを投げ込み、シェイクしてください。
「なんだこの目障りな白いヤツは!」
と怒ったタコが、あなたのロッドをへし折る勢いで抱きついてくるはずです。



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