こんにちは、はやとです。
秋のショアジギングシーズンは終わり、冬の真っ只中。 今回は、青物の回遊が期待できる広島県大竹エリアへ朝マズメ釣行に行ってきました。
まさかこの日、自分の釣り人生に残るような強烈なファイトを経験することになるとは、キャストした瞬間には思いもしませんでした。 恐怖すら感じた激闘の記録をお届けします。
本日の釣行データ
- 日時: 2025年12月16日 5:00~9:00
- 場所: 広島県大竹市エリア
- 潮汐: 中潮
- 天候: 晴れ
朝マズメの静寂とベイトの気配
ポイントに到着すると、海面にはベイト(小魚)の気配がちらほら。 「これは期待できるかも…」と胸が高鳴ります。
まずは朝イチの定石通り、アピール力の高いミノー(セットアッパー系)で表層を攻めてみることに。 しかし、期待とは裏腹に反応は薄い…。
「ベイトはいるのに、食ってこない?」
そこで、ルアーをミノーからメタルジグにチェンジ。 シルエットを小さくし、少し下のレンジを探ってみる作戦に変更しました。
その判断が、すぐに答えを連れてきました。 ジグに変えてからのわずか2投目のことでした。
「終わった…」船の往来と絶望の感触
この日は周りに他のアングラーも多く、沖には何隻もの船が行き交っていました。
キャストし、フォールさせている最中。 突然、ロッドにズシッという重みが乗りました。
「あ、やっちまった…」
あまりの重さと動かなさに、頭をよぎったのは魚ではなく「沖を通る船」。 ラインが船のスクリューやロープに引っかかってしまったのかと、一瞬で絶望感が襲ってきました。
「このタックル、ラインを切るしかないのか…?」
そう諦めかけた、その時です。
全身を貫く衝撃!命がけのファイト開始
ギュイイイイイィィィーーーン!!
絶望は一瞬にして歓喜、いや「恐怖」へと変わりました。 止まっていたはずのラインが、突如として猛スピードで引き出されたのです。 ダイワ・エアリティのドラグが悲鳴を上げ、ロッドが絞り込まれます。
「船じゃない、魚だ!!」
その衝撃は凄まじく、全身に電気が走ったようでした。 しかも、私が立っていたのは堤防の壁の上。足場は決して良くありません。
「落ちる…!」
海へ引きずり込まれそうな暴力的な引き。 本気で身の危険を感じましたが、ここで引くわけにはいきません。
「絶対に逃がさない」
恐怖をねじ伏せ、ロッドエンドを股下に挟んで固定。 ロッドを90度に立て、全身全霊で耐えます。
「剛」と「柔」のせめぎ合い
相手は間違いなく大物。 強引に巻きすぎればラインが飛ぶ。かといって弱気になれば根に潜られる。
ここで意識したのは、「力強さ」と「繊細さ」の共存でした。 主導権を渡さないためのパワーファイトを展開しつつも、フック一本の掛かりを意識して、まるで崩れやすい豆腐を運ぶかのような慎重さでラインテンションをコントロールします。
バラしたら、もう二度とこのクラスには出会えないかもしれない。 極限の集中力の中で、ジリジリと距離を詰めていきました。


正体は…とても肥えたブリでした。そりゃ力がすごい…
ランディングする際、一人で網に入れようとしても無限にパワーがあるのかずっと暴れていたのでさすがに一人ではランディングは無理だなと悟り、すぐに近くでサビキ釣りをしていた近所のおじいさんに話しかけ、タモ入れを手伝ってくださいました。ありがとうございました!

サイズは約80cm。堤防からでは中々大きいサイズでした。
本日のヒットパターンと考察
今回の勝因は、ミノーで見切られた後に素早くジグへローテーションしたことでした。 表層にベイトは見えていましたが、実際の捕食ゾーンは表層直下〜中層にあったようです。
一瞬の判断と、タックルを信じて耐え抜いたことが、最高の1匹に繋がりました。
本日の使用タックル
今回の激闘を支えてくれた信頼のタックルです。
- ロッド: シマノ コルトスナイパーBB MH100
- 不意の大物にも耐えうるバットパワー。このロッドじゃなければのされていたかもしれません。
- リール: ダイワ エアリティ 4000XH
- 軽さからは想像できない剛性と、滑らかなドラグ性能に助けられました。
- ヒットルアー: メジャークラフト ジグ(ピンクイワシ)
大竹エリア、渋いと思いきや案外ポテンシャルが高いです。 皆さんも、足場には十分気をつけて、熱いファイトを楽しんでください!



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